大山 (鳥取県)にある一息坂峠は、県道赤碕・大山線の途中の萩原南西の旧大山道の急な坂を登りつめた場所にある峠になり、鳥取の中でも一二を争う絶景スポットで有名です。大山にある数ある観光スポットの中でも隠れたスポットになるので、大山をドライブをする際にはおすすめのスポットになります。一息坂峠は昔、参拝客がこの峠で休憩がてら一息いれたことから一息坂峠という名称になったと言われている歴史ある峠になります。

一息坂峠にある一息坂展望駐車場の展望台からの眺望は特に絶景で、背後には自然が豊かで雄大な大山の北壁の景色を望むことができます。一息坂展望駐車場の展望台の向こう側には、日本海に張り出している美しい弓ヶ浜半島を望むことができるのでその光景は圧巻です。一息坂峠は、日中だけではなく、夜にも見どころがある点も魅力になります。夜になると一息坂展望駐車場の展望台からは、イカ釣り漁の漁火が浮かぶ日本海を見ることができるので、神秘的な光景を目の当たりにすることもできます。
晴れた日には島根半島まで望むことができ、遠く隠岐の島まで見渡せる眺めが最高なスポットになります。一息坂展望駐車場の展望台はきちんと整備されていて広々としていて、ツーリングやドライブのついでに立ち寄る方も多くいらっしゃいます。屋根付きの休憩所もあるので、ゆっくりと過ごすことができる点も魅力になります。ただしトイレは無いので注意しておくようにしましょう。一息坂峠へのアクセスは、車の場合米子道米子インターチェンジより県道24号線を経由して、大山寺方面へ向かいます。
博労座駐車場前を左折し、大山スキー場を越えて神田方面へ約30分ほどで到着します。また一息坂峠の近くには大山を代表する観光スポットが点在しています。文芸の小径は県内外の俳句・川柳・詩などの愛好者達の歌を刻んだ文学碑が、50余基も配置されている珍しい小径になります。春には桜の名所として知られていて、一息坂峠から約2.9キロメートルほどの位置にあります。大山は一息坂峠から約6.6キロメートルほどのところにある鳥取を代表する山になり、伯耆富士とも呼ばれています。山頂周辺には天然記念物のキャラボクが自生していて、高山植物や珍しい野鳥なども観賞することができます。一息坂峠は、大山 景色や日本海側の雄大な景色を眺めることができ、また周辺には観光スポットも多くあるので、大山を観光する際には一度は立ち寄っておきたいスポットになります。