大山(だいせん)の周辺観光地の概要
鳥取県の人気観光地と言えば鳥取砂丘が有名ですが、それ以外では大山が大変な人気です。大山はだいせんと読み、中国地方最大級の山で、富士山に似た形をしており景観がとても美しく古くからパワースポットとして知られています。

大山周辺の観光地として訪れる旅行客が多いのは、「みるくの里」という牧場です。地元産の牛乳を使ったアイスクリームやソフトクリームが美味しいと遠方からわざわざ訪れる人もおり、一度食べたら濃厚な甘みがやみつきになります。バター作りの体験教室も開催しており、自分で作った乳製品が堪能出来ます。アウトドアが好きな人のために、バーベキューもする事ができ大自然をバックに仲間とふれあえるのと、牧場には牛が放牧され見ているだけで日頃のストレスから解消されます。他にも西日本最大級の規模の総合レジャーランド「森の国大山フィールドアスレチック」も人気の楽しいアドベンチャーワールドです。
次に紹介したい観光地は、大神や真面目神社です。古くから信仰の中心地として地元から愛されており、鳥居をくぐると本堂まで約700mもの自然石を利用した石段が絶景です。石段の周囲は杉やブナの木が鬱蒼と茂っており、静寂な中を歩いて行くと厳粛な気持ちになります。歩くだけでも心が浄化されると言われており、中国地方屈指のパワースポットです。このような大自然を更に満喫したい人のために、周辺には幾つものキャンプサイトが運営されています。夏場でも気温が低いので熱中症の心配もありませんし、大抵のキャンプサイトにはトイレや駐車場電源も完備されキャンプ初心者も安心です。

キャンプが苦手という旅行者のために、ホテルも多く営業しています。JR米子駅周辺に数多くあり、中にはレストランも併設しており食事の心配もありません。大山から米子駅前は車で30分程度のため、非常にべんりです。自然だけでなく芸術にも触れたい場合は、植田正治写真美術館がお勧めです。美術館の外観はコンクリート打ちっぱなしのスタイリッシュなデザインで、ワクワクした気分になります。植田正治は世界的に有名な日本人の写真家で、館内には多数の写真が展示されています。美術館の外には水がはられ、そこに大山が逆さまに見ることができ、こちらも美しいと話題です。
以上のように観光地の概要を説明しましたが、こちらで紹介した以外にも至る所で大自然が満喫出来ますし、ドライブするだけでも非常に快適です。鳥取県は都心から離れていますが、だからこそ古き良き日本の原風景が残っています。これらの自然の豊かさに触れることで、訪れる人の心も変化するでしょう。