スキーを趣味に持つ親は、わが子に早い段階でスキーデビューさせたいと思う人も多いものです。このようなときに気になることとして、スキー対象年齢が挙げられます。何歳からであればスキーができるのかという疑問についてですが、身体能力の問題はもちろんのこと、道具を使うことになるので道具のサイズがそろっているかどうかも重要なポイントとなります。

一般的にスキー対象年齢は3歳から4歳ぐらいとされていますが、その理由に挙げられることは、スキーブーツやスキー板のサイズが挙げられます。一般的にスキーブーツは15センチぐらいで、スキー板は80センチくらいからレンタルや販売がなされています。これらのサイズから考えた場合には、足のサイズが15センチになる3歳から4歳ごろ、また身長は90から100センチ以上が一つの目安と言えます。体の大きさや身体能力に関しては個人差が大きいため、年齢や身長はあくまでも目安となることを覚えておきましょう。
運動能力はもちろんですが、やる気も必要であり、そのほかにスキーができる兄弟がいるかどうかなども大きく影響してくることでしょう。親が自分でスキーを教えたいのであれば、しっかりと自分で歩くことができ、スキーの上に立つことができる3歳ごろからが多く見られます。中には自分で教えるのではなくスクールに参加させたいという人も多いですが、多くの場合4歳以上が対象となっているところが多く見られます。これらは身体能力や理解度、安全性などといった面から定められているのが一般的です。これ以下の年齢となると雪遊びを楽しめるプログラムを実施しているところが多く見られます。
また子供だけで参加するのであれば、年齢はもちろんですが、親から離れて一人で過ごせるかどうかも判断基準の一つとなります。どちらにしても子供は大人と比べると体力も低く、スキーを楽しむことができるのは2から3時間程度といえます。一般的にスキーブーツは固いので、長時間履いていると足が痛くなってしまう子も見られます。まずは滑る楽しさを知ることが大切であり、教えることよりも、子供が楽しめるかどうかを大切にして接することがおススメの練習方法です。
これから子供が初めてスキーに挑戦するとなる場合には、スキー板とブーツ、ストックの3点セットが必要となります。これらは基本的にスキー場でレンタルすることができます。子供はすぐにサイズが変わってしまうので、レンタルがおすすめと言えるでしょう。スキーウエアはサイズによってはレンタルできない可能性もあるので、事前に確認をすることが大切です。