鳥取を代表する観光地である大山は、雲海や紅葉など一年を通して様々な表情を楽しむことができます。そして冬には人気のスキー観光地になります。そんな大山観光の定番である大山スキー場を、エリアで紹介していきます。

通常時の大山スキー場は全部で4つのエリアに分かれていて、それぞれ特徴が異なります。その中でパーキングやホテルがある西側に最も近いのが豪円山エリアで、ゲレンデが全体的になだらかなのが特徴です。そのため初心者が練習を行うのに適しています。中でも子供用として確保されている部分は、小学生以下であれば500円で1日中出入りができるようになります。そこには動く歩道があり、簡単に何度も滑ることができます。またスキーを行う滑走エリアとは別に、雪遊びエリアも設けられています。そのため滑ることができない小さな子供や保護者は、スキーをしている人にぶつかる心配をせずに雪遊びが楽しめます。さらにエリア内の豪円山ロッジにはキッズスペースやレンタルルームがあり、温かい空間で休むことができます。
その他のエリアは山を縦に3つに割るように分かれていて、その真ん中にあるのは上の原エリアです。そこには初心者から中級者向けのU1と中上級者向けのU2という2つのコースがあります。U1コースはゆったりとしていて、土曜日にはナイターで滑ることもできます。そしてU2はダイナミックスキーに適している直線ロングコースです。上の原エリアの頂上は、左右がそれぞれ絶景スポットになっています。そして天候の条件さえよければ、そのスポットや滑っている間に日本海が見えることもあります。
そんな上の原エリアの東側にある中の原エリアは。ブナ林に囲まれているのが特徴です。そして扇形で大きな1枚エリアとなっています。その上部は上級者向けの、テクニックが必要なバーンエリアです。
大山スキー場の東にある国際エリアは、上級者向けのコースが中心となっています。中級者異常無絵のコブがあるパラダイスコースや、リー全コース、1600mに及ぶ長いチャンピオンコースがあります。他のコースでは物足りない、もっと激しいスキーがしたいという人に向いているエリアです。またテクニカルな技を繰り出すスロープスタイルのためのDKパークというものもこのエリアにあり、スタンダードとは異なるスキーが楽しめます。そのDKコースにはなだらかな部分もあるため、初心者の人の練習用としても活用可能です。