スキーギアを自分で購入するかレンタルで済ますかは非常に大きく分かれるところでもあります。過去には自分のスキーギアを持つ事は1つのステータスでもあり、さらに上級者である証拠と考えられている面もありました。スキーが1つのブームにもなっていたため、自分のスキー板やスキー靴を持っていることで日ごろから行っていると言うイメージを与えると言うメリットもあったのです。しかし最近ではスキーに行く機会も少なくなっていると言う人が多く、また暖冬の影響もあり1シーズンに行くことができる回数も非常に減っていることから、すき家を買うためのお金がもったいないとレンタルで済ませていると言う人も多いのが実態です。

一般的に自分で持っているとさらに良いものが欲しくなると言う傾向が強く、さらに新しく高価なものを購入してしまうと言うサイクルが生まれてしまうのです。レンタルで利用する場合は常に比較的新しいものを使用することができると言うメリットがあり、また状況によってはその他にもいろいろなメリットを感じることが少なくありません。その1つは用具を現地まで運ばなくても良いと言うことです。昔は、自動車の屋根にキャリアを取り付けその上にスキー板を載せると言うのが1つのファッションとして流行していました。しかし最近では自動車でスキーに行くと言うのはあまり多くはなく、電車やバスを利用していくことが多くなっているため、移動の際にスキー板は邪魔になってしまうことも多いものです。最近では宅配便などで事前に送ることができるサービスなどを利用することもありますが、この場合でも輸送費がかかってしまうため現地でレンタルをした方が効率が良いと考えている人も多くなっています。またスキーギアを自分で全て揃えるとなると非常に高額になってしまう上、その保管場所にも困るほかシーズンオフでのメンテナンスも手間がかかってしまうために敬遠する人も多いものです。
ただし自分で購入すると言う人も少なからず存在しています。このような人たちの場合にはスキーギアを購入すること自体が趣味の領域となっており、必要なものを全て自前で揃えてこれを利用してスキーを楽しむことが1つのステータスとなっているのです。レンタル向けのものはいわゆる初心者や中級者向けのものとなっていることが多く、またその設定も広く多くの人に合うようなものとなっていることが少なくありません。いわゆる上級者の場合には自分の滑りを追求するために特殊なセッティングをしていることも多いため、このままにはレンタルでは満足できないため、自分で購入するのがおススメです。