子供がウインタースポーツに興味関心を抱くようになりジュニアスキー用品を買い揃える事になった時には、スキーが楽しめるようになるための一式を揃える事になります。一言でスキーギアと言っても様々な物がありますが、スキーを楽しむために特に大事で物理的にも大きな存在感を誇っているのがスキー板です。スキー板は個々により違いが大きな身長に合わせられるようにする事はもちろん、挑戦する競技や滑り方などに応じてより良い成績が収められるように多種多様な物が展開されていますが、子供用を購入する目的であるのなら身長に重きを置いて選びましょう。

長さを選ぶ際のポイントは子供の身長に比べて僅かに長さが短いスキー板を選ぶ事なので、子供の身長よりも10cmまたは15cm短い物を選ぶと良いです。そのように、子供用のスキーギアを購入する時に大人用を購入する時とは異なる点として挙げられるのが、子供は速いペースで成長していく様子です。目安に則って身長よりも10cmまたは15cm短い製品を購入するとすぐに目安よりもスキー板が小さくなってしまうのなら、成長する事を思慮して現在の身長と同じ長さの製品を選定すればより一層長く使い続けられます。
スキー板のように長さを意識してサイジングをする物には両手に持つストックもあり、ストックを選ぶ際には身長と見比べた時に70%の長さである物がより良い長さです。身長における70%の長さが不明瞭である時には子供にストックのグリップを握ってもらい、子供の肘が80度の角度で曲がっていれば適切なサイズ選びができています。
また、スキーをする時に使用するブーツは滑走する時に直接的に力を加えるスキーギアなので、しっかりと合っている物を選ばなければ滑りにくくなるのと共に安全性にも関わるため、気になった物があった時には実際に履いて印象を確かめましょう。多くのサイズが展開されている中で手にすると良いのが普段使用している履物よりも1cm大きめの物であり、履いた上で足が当たっていて違和感を覚える所の有無や甲と幅のフィット感について意識を向けます。ブーツを選ぶ時に覚えておくと良いのが、スキーに出かける時には普段の外出をする時に比べて着用する靴下の厚みが厚くなる事なので、厚めの靴下を履いた時に小さく感じない大きさを選ぶのも大切です。さらに、ブーツは踵の方が開くタイプとつま先の方が開くタイプに分かれていて、それぞれ違う着脱の仕方なので履き心地と共に使い方にも目を向けて選びましょう。